Company会社情報

安全性

パジコは、造形材料を提供する企業として、安全で安心できる商品作りを行っています。
長く製品をご愛顧いただけるように各商品領域において、所定の品質・安全基準を設け、より高い安全性を追求し続けています。

商品について

粘土商品については公の機関に試験を依頼し、各商品領域において、基準値と照らして管理しています。安全認証:APマーク、STマークを取得している商品もあります。

APマーク

アメリカの団体ACMI(Art and Creative Material Institute)が発行しているマークです。急性毒性、慢性毒性、皮膚刺激、発ガン性、アレルギー、内分泌撹乱物質等あらゆる面にわたっての安全性が審査されます。現在は、デューク大学メディカルセンターにおいて、専門の毒物学者が実際の審査にあたっていて、このマークの信頼性は、非常に高いといわれています。

STマーク

http://www.toys.or.jp/st/ Safety Toy(安全なおもちゃ)の略で、食品衛生法・電気用品取締法などに基づいて、(社)日本玩具協会が玩具の安全基準を定め、これに合格した製品につけるマーク。昭和46年に官庁や学識経験者、さらに消費者代表とも協議の上、「おもちゃの安全基準」を制定しました。この基準は欧米先進国にも例がないほど厳しいもので、これに合格したおもちゃは、「注意深く作られた安全に使用できるおもちゃ」と日本玩具協会が太鼓判を押したものになります。 様々な検査の中で粘土は、「第3部 化学的特性」になります。これは、おもちゃの材料に有害な物質が使われていないかを調べる検査です。厚生労働省が定める食品衛生法の他、EN71(ヨーロッパで行われている玩具の安全基準)なども取り入れています。

原料について

商品に使う原料は、MSDS(製品安全データーシート)と受入れ試験により管理しています。尚、弊社製品にはアスベストを含む原料は配合上使用しておりません。

使用原料一例
  • タルク(滑石という鉱石を微粉砕した無機粉末)

    ・平均粒経、粒度分布、白色度の管理。
    ・アスベストが検出されない事。
    昭和62年11月6日付け薬審2第1589薬務局審査第二課長通知による 「ベビーパウダーに用いられるタルク中のアスベスト試験法」

  • 防腐防カビ剤

    ・防腐剤、防カビ剤は腐敗による製品の劣化を防ぐ為、必要最低限度量使用しております。
    ・尚、防腐剤は、FDA※認可品を、防カビ剤は食品に使用されている防カビ剤を使用しております。
    ※FDAとは
    「米国食品医薬品局」Food and Drug Administrationの略。米国の「食品、薬品および化粧品に関する法律」の施行に携わる政府の一部門で日本では、厚生労働省にあたる公的機関。主に、食品・医薬品について、新製品の認可、流通前・流通後の監視を通じて米国民の安全を確保することを目的としている。

  • 粘土に使用する水は、富士の雪解け水が溶岩を抜け、数十年とも言われる長い歳月をかけてろ過されてきた良質な天然水「富士の伏流水」を地下100mの当社御殿場工場専用井戸から汲み上げて使用しています。

注意!

上記のとおり、パジコ製品は、安全性を配慮して選択された原料を使用し、商品自体の安全性も確認しています。ただし、基本的に商品は造形材料であり、使用目的以外の用途(食べる、飲む、目に入れる等)には使用しないで下さい。窒息及び失明のおそれがあります。又、アレルギー等、体質的な個人差がある為、痛み又は外観に変化がある時は、直ちにご使用を止め、速やかに医師の診断、治療を受けて下さい。

環境について

地球環境問題が深刻化するなか、パジコではさらなる環境負荷の軽減に取り組んでいます。
包装材や商品の材質名表示、環境ホルモン及び環境ホルモンと疑われている物質より合成された原料について代替原料導入及び検討などを推し進めています。